ミラノ発 - ネラッズーリはホームで引き分けた。またしても最後の失点だ。前半にパラシオが先制点を決めたが、ラザーニャの左足が後半アディショナルタイムに同点弾を生んでいる。勝ち点は４１になった。マンチーニはペリシッチとリャイッチをサイドに置き、イカルディの横にパラシオを起用した。ミランダは先発を外れてお休み。フアン・ジェズスがスターターになった。

２分、ムバコグがシュートを放つが、その前にジェルヴァゾーニの笛。マンコスがモントーヤを倒していた。インテルはすぐに敵陣へ運んだ。最初のシュートはペリシッチ。左足で遠めから狙ったが、ベレツに止められる。１４分にはイカルディがスアゲルにペナルティーエリア内で倒されるような場面があったが、笛は鳴らない。２０分にはムバコグとマンコスにチャンスが続いたが、ハンダノヴィッチがセーブ。得点を許さない。

インテルは再び敵陣に戻ってプレーを続ける。CKでパラシオのヘディングシュートがゴールへと向かうが、ロマニョーリがぎりぎりでクリア。３９分には先制点が決まる。ペリシッチが素早くカウンターを仕掛けると、左のリャイッチへパス。セルビア人アタッカーのクロスはニアでDFに当たるが、こぼれたところにペリシッチが入ってきてシュートを放つと、DFに当たったボールをパラシオが押し込んだ。その５分後にはインテルがリードを広げかけたが、ペリシッチのシュートは決まらない。カルピはムリージョが自陣ペナルティーエリアでハンドをしたと抗議をしたが、PKにはならない。

インテルは後半からミランダを投入して３バックに変更。モントーヤとペリシッチがサイドを担当し、リャイッチはより自由になった。前半のように、後半もペリシッチのシュートで幕を開ける。今回は右足だった。しかし、ベレツがCKに逃れた。続いてメロにも決定機が訪れるが、再びベレツに阻まれる。カルピは６８分にマルティーニョがゴールに迫るも、枠をとらえることができず。リャイッチとペリシッチが脅威になったが、それでも追加点は決まらない。

終盤はインテルが優位に見えた。パシューティが２度目の警告で退場となり、数的優位を得る。しかし、最後には逃したチャンスを悔やむことになってしまった。ラザーニャのシュートがジェズスの股を抜けてハンダノヴィチッチは及ばず。土壇場に失点して１−１でタイムアップを迎えている。

インテル 1-1 カルピ
得点者: パラシオ (39分), ラザーニャ (92分)

インテル: 1 ハンダノヴィッチ; 14 モントーヤ(75分 長友 55), 24 ムリージョ, 5 ジェズス, 12 テレス(46分 ミランダ 25); 44 ペリシッチ, 77 ブロゾヴィッチ, 83 メロ, 22 リャイッチ; 8 パラシオ(83分 ヨヴェティッチ 10), 9 イカルディ.
ベンチ: 30 カリーソ, 7 コンドグビア, 11 ビアビアニー, 17 メデル, 21 サントン, 23 ラノッキア, 27 ニュクリ, 33 ダンブロージオ, 97 マナイ.
監督: マンチーニ

カルピ: 27 ベレツ; 5 ザッカルド, 21 ロマニョーリ, 23 スアゲル, 19 パシューティ; 29 マルティーニョ(72分 ディ・ガウディオ 11), 17 クリミ, 8 ビアンコ, 3 レティツィア(60分 ダプレラ 36); 25 マンコス(67分 ラザーニャ 15), 99 ムバコグ.
ベンチ: 1 ブルキッチ, 2 サベッリ, 7 マトス, 20 ロッロ.
監督: カストーリ

警告: テレス (20分), クリミ (22分), パシューティ (40分), パラシオ (62分), ダプレラ (62分), スアゲル (78分), ヨヴェティッチ (87分)
退場: パシューティ (82分)

アディショナルタイム: 1分 - 4分

主審: ジェルヴァゾーニ
副審: デ・ルーカ, タッソ
第４審判: ランゲッティ
追加副審: ジャコメッリ, アビッソ

先発メンバー

ベンチ