試合結果

2012年1月22日 20:45

Inter
18' (2nd half) Pazzini
44' Milito
Lazio
30' Rocchi
主審 Nicola Rizzoli / 副審 Manganelli, Marzaloni / 第4審判 Brighi
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レポート
レポート
ハビエル・サネッティ
6.91
6.91
エステバン・カンビアッソ
6.5
6.5
ジュリオ・エスピンドラ
7.33
7.33
ワルテル・サムエル
7.3
7.3
マイコン・シセナンド
6.65
6.65
クリスティアン・キヴ
5.32
5.32
ディエゴ・ミリート
7.85
7.85
ジョエル・チュクウマ・オビ
6.77
6.77
ルシオ・フェレイラ
6.22
6.22
ヴェスレイ・スナイデル
7.34
7.34
ジャンパオロ・パッツィーニ
7.19
7.19
長友・佑都
6.68
6.68
マルコ・ファラオーニ
6.32
6.32
リカルド・アルバレス
5.49
5.49
チーム<br>平均点 6.7
4 枠内シュート 2
5 枠外シュート 4
14 ファウル 16
5 CK 5
4 オフサイド 4
45% ポゼッション 55%
DA IMPLEMENTARE
勝(46) 分(26) 敗(10)

[ミラノ] インテルは今日も勝利を収めて連勝街道を突っ走っている。第19節のラツィオ戦でも勝利を手にしたインテルは、これで8連勝を記録した。ラツィオは、ロッキがポストに当たるシュートで一度はチャンスを逸したものの、その後ゴールを決めてリードを奪ったが、好調ミリートがこの日も大仕事をやってのけた。ミリートの同点ゴールの後、決勝ゴールを決めたのはパッツィーニ。後半、パッツィーニが芸術的なループシュートを決めてインテルに勝利をもたらした。

前半:セリエA第19節、インテルは"ジュゼッペ・メアッツァ"スタジアムにラツィオを迎えた。この試合、チアーゴ・モッタをイエローカードの累積で欠いたラニエリ監督は右サイドに長友を据えた。左サイドにアルバレス、中盤の底にはサネッティとカンビアッソ。DFラインはセンターバックコンビをルシオ、サムエル、右サイドバックにマイコン、左サイドバックにキヴという形でDFラインを構成した。スナイデルはベンチスタートなった。一方、ラツィオはロッキとクローゼで2トップを構成。シセはベンチスタートとなった。
ウォームアップの前、キャプテン・サネッティは、先日、失踪後バーリの海辺で死体となって発見されたペスカーラ在住のインテリスタ、ロベルト・ストラッチャ君に花束を捧げた。
試合開始直後に、腕を広げてパッツィーニを止めたということでジアスにイエローカードが出された。前半の10分間、インテルはラツィオの高い位置でのプレッシングに苦しみ、何度かピンチを招いた。そんな中、12分、キヴのFKに長友が反応するが、相手DFに封じられた。さらに、アルバレスは何度となく攻撃を仕掛け、13分にはハーフバウンドを強烈な左足シュートを放ったが、ボールはクロスバーの上に外れた。それに対し、14分にはラツィオが決定的なチャンスを掴む。ルシオのクリアミスを拾ったロッキがフリーでシュートを打つが、インテルにとっては幸運にも、シュートがポストを叩いてくれた。21分にはミリートがクロスをパッツィーニにフィードしようとしたが、パッツィーニは間に合わず。さらに、その2分後にはマイコンのロングボールがあったが、パッツィーニはジアスとビアーヴァの守備に封じ込められた。
そして、30分、ラツィオに先制ゴールが生まれる。エルナネスのスルーパスにロッキが反応。ロッキは、ルシオをかわしながら体を半転させ、右足のダイレクトでファーサイドに決めた。
1点をリードされたインテルはただちに反撃に出る。35分、右サイドからアルバレスが中央にクロス。これを長友がダイレクトで打ったが、マルケッティにキャッチされた。そして、44分、今日もまたミリートが大仕事をやってのけることになる。エリア内でアルバレスとのワンツーで抜け出たミリートは、左足でファーサイドにグラウンダーのシュート。これが相手ネットを揺らし、インテルはゲームを振り出しに戻した。前半は1分間のロスタイム、1-1で終了。

後半:ハーフタイム時に、インテルは2人を交代させた。アルバレスとキヴが下がり、スナイデルとオビがピッチに上がった。ラツィオサイドにも交代があった。エルナネスに代わってマトゥザレムが入った。19分、インテルにゴールが生まれる。ルシオのヘディングによるパスが相手DFラインの背後にこぼれたが、それを、パッツィーニが右足のアウトサイドのループシュートでマルケッティの背後のネットを揺らした。リプレーを見ると、パッツィーニのポジションは微妙にオフサイドだったようだが、副審にとって判断は難しかったようだ。ゴールは認められインテルが2-1とリードを奪った。
その1分後、インテルベンチは肝を冷やすことになる。クローゼがロッキとのワンツーでDFラインを突破。リターンパスをグラウンダーで枠内に蹴りこむが、ジュリオ・セザルが鮮やかなダイビングでこれをキャッチ、インテルは事なきを得た。一方、インテルはスナイデルを攻撃の軸として追加点を狙う。22分、スナイデルが強烈なミドルシュートで相手ゴールを狙うが、マルケッティが辛うじて指の先でバーの上にはじき出した。その後は、インテルがゲームをコントロール、ロスタイムにレデスマのミドルシュートにヒヤッとさせられたものの、1点のリードを守りきって勝利をモノにした。インテルはこの勝利で勝ち点35ポイントとし、ラツィオを抜いて順位を4位に上げた。


インテル対ラツィオ 2ー1
得点者:
前半30分 ロッキ、44分 ミリート、後半18分 パッツィーニ

インテル:1 ジュリオ・セザル;13 マイコン、6 ルシオ、25 サムエル、26 キヴ(後半1分、20 オビ);11 アルバレス(後半1分、10 スナイデル)、4 サネッティ、19 カンビアッソ、55 長友;7 パッツィーニ、22 ミリート(後半25分、37 ファラオーニ)
控え選手:12 カステッラッツィ、18 ポーリ、23 ラノッキア、28 サラテ
監督:クラウディオ・ラニエリ

ラツィオ:22 マルケッティ;78 ザウリ(後半28分、99 シセ)、20 ビアーヴァ、3 ジアス、26 ラドゥ;19 リュリッチ、24 レデスマ、15 ゴンサーレス(後半21分、29 コンコ);8 エルナネス(後半1分、11 マトゥザレム);9 ロッキ、25 クローゼ
控え選手:1 ビッザーリ、5 スカローニ、21 ディアキテ、81 デル・ネーロ
監督:エドアルド・レーヤ

主審:ニコーラ・リッツォーリ(ボローニャ)
警告:前半2分 ジアス
ロスタイム:前半1分、後半3分
観客:57,893人

広報部



先発メンバー

Julio Cesar 1 Marchetti
Maicon 13 Zauri
Lucio 6 Biava
Samuel 25 Dias
Chivu 26 Radu
Nagatomo 55 Lulic
Zanetti 4 Ledesma
Cambiasso 19 Gonzalez
Alvarez 11 Hernanes
Pazzini 7 Rocchi
Milito 22 Klose

ベンチ

Castellazzi 12 Bizzarri
Faraoni 37 Matuzalem
Ranocchia 23 Diakite'
Obi 20 Konko
Poli 18 Del Nero
Sneijder 10 Cisse'
Zarate 28 Scaloni