試合結果

2011年10月23日 15:00

Inter
34' Motta
ChievoVerona
主審 Domenico Celi / 副審 Padovan, Barbirati / 第4審判 Mazzoleni
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レポート
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ハビエル・サネッティ
7.61
7.61
デヤン・スタンコヴィッチ
6.5
6.5
エステバン・カンビアッソ
6.97
6.97
ジュリオ・エスピンドラ
7.24
7.24
マイコン・シセナンド
8.1
8.1
クリスティアン・キヴ
7.52
7.52
チアーゴ・モッタ
7.61
7.61
ジョエル・チュクウマ・オビ
6.77
6.77
ルシオ・フェレイラ
7.28
7.28
ヴェスレイ・スナイデル
7.47
7.47
ジャンパオロ・パッツィーニ
6.39
6.39
長友・佑都
6.72
6.72
ルク・カスタイニョス
5.99
5.99
マウロ・サラテ
6.59
6.59
チーム<br>平均点 7.05
7 枠内シュート 3
10 枠外シュート 2
10 ファウル 14
10 CK 4
0 オフサイド 2
33:32 ポゼッション 26:05
DA IMPLEMENTARE
勝(12) 分(4) 敗(1)

[ミラノ] “ジュゼッペ・メアッツァ”スタジアムで行われたセリエA・2011ー12シーズン第8節、インテル対キエーヴォ戦は1ー0の結果で終わった。

リール戦と同じスタメンでゲームに臨んだインテルは、リール戦と同じスコア、1-0で勝利をモノにした。インテルにとっては、今シーズン、初めての“メアッツァ”での勝利。ゲームを決めたのは前半34分のチアーゴ・モッタのゴール。スナイデルのコーナーキックに見事にヘッドで合わせたゴールだった。後半の45分間、インテルは何度なく追加点のチャンスを持った。特に、後半28分、マイコンの強烈なシュートがクロスバーを叩いたのは残念。結局、1-0のままゲームは終了。ネラッズーリはこの勝利で勝ち点を7にした。

前半:“メアッツァ”でのキエーヴォ戦、ラニエリ監督は先日のチャンピオンズリーグ第3節の対リール戦で勝利を収めた時と同じ先発メンバーで臨んだ。すなわちDFラインの中央にはルシオとキヴを据え、右サイドにマイコン、左サイドに長友。中盤はサネッティ、モッタ、カンビアッソで構成、2トップのパッツィーニ、サラテの背後にスナイデルを据えた。試合開始前、マレーシアのセパン・サーキットでのグランプリで事故死したホンダのバイクレーサー、マルコ・シモンチェッリの死を悼んで1分間の黙祷を捧げた。マッシモ・モラッティ会長は、起立して手を胸に当て哀悼の意を表した。試合の序盤、目立った動きをしたのは2トップの2人。パッツィーニは前線で巧みなパスを連発。サラテは何度かドリブルで仕掛け、1対1の局面を作った。キエーヴォはコンパクトにプレー、堅い守備でインテルの攻撃を防ごうとした。19分、マイコンからのパスを受けたサラテが体を半転させて左足のシュートを放つが、ソレンティーノが簡単にキャッチ。その3分後に、サネッティとモッタのコンビネーションが相手DFラインを崩したが、エリア内に入ったところでヨキッチにスペースを消された。24分にはハテマイが強烈なシュートを放ったが、ジュリオ・セザルが確実にキャッチ。そして、この時間帯からインテルが完全にゲームを支配するようになる。30分、スナイデルが中に切り込んで右足の強烈なシュートを放つが、惜しくもサイドに外れた。33分にもインテルに大きなチャンス。エリア周辺からのフリーキック。スナイデルのシュートは枠を捉えたが、ソレンティーノが辛うじてパンチングでコーナーに逃げた。そして、このコーナーキックからインテルの先制ゴールが生まれることになる。34分、スナイデルの蹴ったコーナーキックのボールにチアーゴ・モッタがヘッドで合わせた。これが、相手GKの上方に決まりインテルが1-0とリードした。先制点を奪ったインテルはなおも積極的に攻め続けた。サラテ、スナイデルのシュートはいずれも惜しくも枠を外れ、追加点を奪えず、前半が終了した。

後半:両チームともハーフタイムでの交代はなし。後半早々、インテルはピンチに陥る。ルシオの不用意なバックパス、ジュリオ・セザルのキックミスなどでピンチを招いたが、キヴがこれを防いで事なきを得た。インテルは、マイコンが繰り返しサイドからの攻撃を仕掛ける。12分には右サイドを抜け出たマイコンがシュート。惜しくも枠を外したが、キエーヴォDF陣にとってマイコンのオーバーラップは脅威となったはず。キエーヴォも再三チャンスを作るようになる。ヴァツェック、ペリシエがシュートを試みるが、ジュリオ・セザルが安定したセーブでこれを防いだ。そして、20分、今度はインテルが見事なコンビネーションプレーを披露する。サネッティ、サラテ、パッツィーニとワンタッチで繋いだボールをパッツィーニがシュートしたが、相手DFモレーロにブロックされた。さらに、その直後、マイコンはパッツィーニとのワンツーで中央を抜け出てシュートを打ったが、シュートはクロスバーの上に外れた。28分にはマイコンのシュートがクロスバーを叩くという不運で追加点ならず。さらに、31分にはスタンコヴィッチのカーブのかかったシュートが相手DFのフレイの右腕に当たった。スタンコヴィッチはPKを要求したが、主審はこれを認めず。その2分後、コーナーキックからセサルのヘディングシュートを許すが、ジュリオ・セザルが確実にキャッチ。36分、途中出場したカスタイニョスに千載一遇のチャンスが訪れる。スタンコヴィッチのスルーパスでカスタイニョスが相手GKと1対1になったが、シュートは相手GKの腕の中に吸い込まれていった。37分には、インテルベンチがヒヤッとする場面。モスカルデッリの強烈なシュートがインテルのゴールをわずかに外れて事なきを得た。41分にはスタンコヴィッチの右足のシュートが惜しくも外れた。インテルは何度なく、追加点を奪おうと積極的な攻撃を仕掛けた。そして、5分のロスタイムが終了。インテルは、今シーズンの“メアッツァ”での初勝利を手にしたのだ。先週のリール戦に引き続き、1-0の勝利だった。

インテル対キエーヴォ 1ー0
得点者:
前半34分 チアーゴ・モッタ

インテル:1 ジュリオ・セザル;13 マイコン、6 ルシオ、26 キヴ、55 長友;4 サネッティ、19 カンビアッソ、8 チアーゴ・モッタ;10 スナイデル(後半21分、5 スタンコヴィッチ);7 パッツィーニ(後半33分、30 カスタイニョス)、28 サラテ(後半45分、20 オビ)
控え選手:12 カステッラッツィ、2 コルドバ、42 ジョナタン、22 ミリート
監督:クラウディオ・ラニエリ

キエーヴォ:54 ソレンティーノ;21 フレイ、4 モレーロ、12 セサル、13 ヨキッチ;25 ヴァツェック(後半36分、16 リゴーニ)、6 ブラドリー、56 ヘテマイ(後半16分、77 テロー);8 クルサード;23 パロスキ(後半21分、9 モスカルデッリ)、31 ペリシエ
控え選手:17 プッジョーニ、3 アンドレオッリ、5 マンデッリ、7 サンマルコ
監督:ドメニコ・ディ・カルロ

主審:ドメニコ・チェーリ(カンポバッソ)
警告:前半31分 モッタ、35分 ヨキッチ、43分 マイコン、後半10分 ヴァツェック
ロスタイム:前半0分、後半5分
観客:48,058人

広報部

先発メンバー

Julio Cesar 1 Sorrentino
Maicon 13 Frey
Lucio 6 Morero
Chivu 26 Cesar
Nagatomo 55 Jokic
Zanetti 4 Vacek
Cambiasso 19 Bradley
Motta 8 Hetemaj
Sneijder 10 Cruzado
Pazzini 7 Paloschi
Zarate 28 Pellissier

ベンチ

Castellazzi 12 Puggioni
Cordoba 2 Andreolli
Stankovic 5 Mandelli
Obi 20 Sammarco
Milito 22 Moscardelli
Castaignos 30 Rigoni
Jonathan 42 Thereau