試合結果

2011年9月11日 20:45

Palermo
43' (2nd half) Pinilla
41' (2nd half) Miccoli
9' (2nd half) Hernandez
3' (2nd half) Miccoli
4-3
Inter
46' (2nd half) Forlan
6' (2nd half) Milito (PK)
33' Milito
主審 Christian Brighi / 副審 Di Fiore, Padovan / 第4審判 Doveri
レポート
レポート
ハビエル・サネッティ
6.09
6.09
デヤン・スタンコヴィッチ
4.76
4.76
エステバン・カンビアッソ
4.52
4.52
ジュリオ・エスピンドラ
3.82
3.82
ワルテル・サムエル
5
5
ディエゴ・ミリート
6.68
6.68
ジョエル・チュクウマ・オビ
6.34
6.34
ルシオ・フェレイラ
4.62
4.62
ヴェスレイ・スナイデル
6.81
6.81
長友・佑都
4.25
4.25
リカルド・アルバレス
6.12
6.12
ジョナタン・モレイラ
5.29
5.29
ディエゴ・フォルラン
5.83
5.83
マウロ・サラテ
3.18
3.18
チーム<br>平均点 5.24
9 枠内シュート 5
2 枠外シュート 11
10 ファウル 18
4 CK 7
3 オフサイド 2
49% ポゼッション 51%
DA IMPLEMENTARE
勝(10) 分(13) 敗(6)

[パレルモ] ジャン・ピエロ・ガスペリーニ率いる2011-12シーズンのインテルは敗戦でのスタートとなった。“レンゾ・バルベーラ”スタジアムで行われた試合では、パレルモが4-3で勝利を手にした。先制ゴールを決めたのはインテル、スタンコヴィッチのパスをミリートが決めたもの。51分、パレルモはミッコリのシュートで追いつく。その直後、ミリートのシュートが明らかにミリアッチョの手に触れていたが、主審のブリーギをこれを流した。そこから生まれたコーナーキック、エリア内でシルヴェストレがサムエルの腕を引っ張りPK。これをミリートが決めてリードを奪ったが、ゲームはこのまま終わらなかった。54分にエルナンデスが同点弾。さらに、86分にミッコリがFKを直接決めて逆転、88分にはピニージャが追加点。ロスタイム1分にフォルランが1点を返して希望をつないだが、結局そのまま試合は終了した。

前半:新シーズン初戦となるパレルモ戦、ガスペリーニ監督はゴールマウスにジュリオ・セザル、DFラインにルシオ、サムエル、サネッティの3人、中盤はジョナタン、スタンコヴィッチ、カンビアッソ、長友で構成。前線は、フォルラン、サラテ、ミリートを据えた。キックオフから5分後、いきなりパレルモの決定的なチャンス。ミッコリが左からクロス、それにエルナンデスが頭で合わせたが、ジュリオ・セザルが完璧なタイミングでパンチングで防ぐ。12分にもジュリオ・セザルが好プレー。イリッチのファーへのクロスに見事反応して事なきを得た。14分にミッコリのFK、低いクロスをフィードしたが、ジュリオ・セザルを難なく処理。今シーズンがインテル17シーズン目となるサネッティは相変わらず、活発な動きでチーム引っ張っていた。20分、“カピターノ”がインテルを救うことになる。ミッコリからのパスで、中央でフリーになったエルナンデスとの1対1を制し、見事に相手ボールを奪った。そして、インテルに先制ゴールが生まれる。33分、右からのコーナーキックをニアサイドでフォルランが背後に流し、それをスタンコヴィッチがシュート。前にいたミリートがサイドキックでコースを変えてゴール。42分、正面からミッコリがシュート、サムエルが足を出してブロック、勢いの止まったボールをジュリオ・セザルがキャッチ。ロスタイム1分。

後半:パレルモはデッラ・ロッカを退けてアックアーをピッチに送った。そして、その交代が功を奏することになる。3分、アックアーからの縦パスにミッコリが反応、右足で同点弾を決めた。この際、このゴールの起点となった中盤でのプレーにファウルがあったと強く抗議したジュリオ・セザルにイエローカードが提示された。4分、スナイデルのパス、フォルラン折り返し、そして、ミリートのシュートは明らかにミリアッチョの手に触れていた。本来ならPKとなると同時にミリアッチョにレッドカードが提示されてもおかしくないケース。だが、主審ブリーギはファウルを取らず、そのままコーナーキックにした。そして、そのコーナーキック、ゴール前の競り合いでシルヴェストレがサムエルの腕を引っ張り、ブリーギはこのファウルを認めてPKを指示した。ミリートがこれを中央に蹴り込みインテルは再びリードを奪った。ただ、インテルの喜びは長くは続かなかった。8分、エルナンデス、イリッチ、ミッコリとつないだボールを、ミッコリが中でフリーになったエルナンデスにパス、これをエルナンデスが決めて同点。16分にはエリア周辺からのFK、ミッコリのシュートは足元をついたが、ジュリオ・セザルは辛うじてセーブ。20分にはジュリオ・セザルのミラクルセーブ。カウンターでフリーになったイリッチのシュートをセザルは足でセーブ、得点を許さなかった。さらに、その直後、エリア周辺でサムエルがエルナンデスを倒し、パレルモはサムエルの退場を要求するが主審はこれを認めず。エリア正面からのミッコリの強いフリーキックをセザルがパンチングで防ぐ。何度か危険なフリーキックを防いできたジュリオ・セザルだったが、41分、ついにミッコリのシュートを食らうことになる。シルヴェストレのオーバーラップをファウルで防いだことでのFK。ミッコリの右足のフリーキックを、セザルは右手で触れるのが精いっぱいだった。パレルモは逆転に成功。さらに、43分、左サイドからピニージャが中に切り込み右足での20メートルシュート。ジュリオ・セザルはシュートに反応できず、ただ見守るだけだった。ロスタイム1分、スナイデルの浮き球のパスをフォルランが左足で決めたが、すでに時遅し。開幕戦での逆転負けを喫した。


パレルモ対インテル 4-3

得点者:前半33分 ミリート、後半3分 ミッコリ、6分 ミリート(PK)、9分 エルナンデス、41分 ミッコリ、43分 ピニージャ、46分 フォルラン

パレルモ:33 ツォルヴァス;31 ピザーノ、3 シルベストレ、8 ミリアッチョ、42 バルザレッティ;90 アルバレス、5 バレート、7 デッラ・ロッカ(後半1分、20 アックアー)、72 イリチッチ(後半24分、14 ベルトロ);9 エルナンデス(後半29分、51 ピニージャ)、10 ミッコリ
控え選手:99 ベヌッシ、2 マントヴァーニ、4 チェット、16 ザハヴィ
監督:デヴィス・マンジャ

インテル:1 ジュリオ・セザル;6 ルシオ、25 サムエル、4 サネッティ;42 ジョナタン、5 スタンコヴィッチ、19 カンビアッソ(後半26分、11 アルバレス)、55 長友(後半17分、20 オビ);28 サラテ(前半34分、10 スナイデル)、22 ミリート、9 フォルラン
控え選手:21 オルランドーニ、7 パッツィーニ、23 ラノッキア、30 カスタイニョス
監督:ジャン・ピエロ・ガスペリーニ

主審:クリスティアン・ブリーギ(チェゼーナ)
警告:前半27分 サムエル、後半3分 ジュリオ・セザル、14分 サネッティ、16分 アックアー
ロスタイム:前半1分、後半4分

広報部 

先発メンバー

Tzorvas 1 Julio Cesar
Pisano 6 Lucio
Silvestre 25 Samuel
Migliaccio 4 Zanetti
Balzaretti 42 Jonathan
Alvarez 5 Stankovic
Barreto 19 Cambiasso
Della Rocca 55 Nagatomo
Ilicic 28 Zarate
Hernandez 22 Milito
Miccoli 9 Forlan

ベンチ

Benussi 21 Orlandoni
Mantovani 7 Pazzini
Cetto 10 Sneijder
Bertolo 11 Alvarez
Zahavi 20 Obi
Acquah 23 Ranocchia
Pinilla 30 Castaignos